宮城のニュース

NHK大河ドラマ「樅ノ木は残った」の新作講談 主舞台の宮城で16日に公演

恵林寺の原田甲斐の供養碑に手を合わせる晋山さん

 宮城県柴田町を主舞台とした1970年のNHK大河ドラマ「樅(もみ)ノ木は残った」を題材とした新作の講談の公演が16日、同町船岡西の恵林寺(えりんじ)である。地域の歴史への理解を深めてもらおうと、町内のまちづくり会社「しばたの未来」が企画した。
 講談協会常任理事を務める講談師宝井琴梅(きんばい)さん(76)が「伊達政宗の堪忍袋」の演目とともに、自作の「樅ノ木は残った−序章−」を披露する。恵林寺にはドラマの主人公、仙台藩家臣原田甲斐の供養碑があり、講談の前に佐藤正明(しょうみょう)住職が碑が建ったいきさつを説明する。
 しばたの未来は会社のアドバイザーの知人である宝井さんに、ドラマを題材にした講談の制作と公演を依頼。宝井さんは4月、同町を訪れ、甲斐が館を構えた現在の船岡城址公園周辺などを取材した。
 ドラマは仙台藩最大の政争とされる寛文事件(1671年)をテーマとした山本周五郎の小説が原作。長く逆臣とされた甲斐に焦点を当て、身をもって藩を守った忠臣として描いた。
 しばたの未来の晋山(しんやま)孝善社長は「町内でも『樅ノ木は残った』を知らない世代が増えた。再来年のドラマ放映50周年に向け、ムードを盛り上げたい」と狙いを説明する。
 午後3時開演。入場料2000円。限定50席。連絡先はしばたの未来0224(87)8970。


関連ページ: 宮城 社会

2018年09月03日月曜日


先頭に戻る