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キリバスの窮状、講演会で訴え 地球温暖化で水没の危険性「人ごとと思わないで」

講演するオノさん

 日本キリバス協会代表理事のケンタロ・オノさん(41)=仙台市宮城野区=が1日、青葉区の仙台国際センターで講演し、地球温暖化で水没の危険性がある南太平洋の島国キリバス共和国の窮状を訴えた。
 仙台ユネスコ協会主催のユネスコカレッジESD(持続可能な開発のための教育)講座の一環。
 サンゴ礁でできた島々からなる人口約11万人のキリバスは海抜の平均が2メートル未満。温暖化の影響で高潮が頻発し、海岸浸食などの被害が深刻化している。世界銀行などの予測では、2050年までに首都の25〜80%が浸水する恐れがあるとされている。
 オノさんは「地球温暖化は人災だ。日本人はキリバスの現実を人ごとと思わず、一人一人が温室効果ガスの排出を抑えようという強い意志で行動していくことが大事だ」と語った。
 教育関係者や気象の専門家らを招いたパネル討論もあり、気候変動の現状や地球温暖化の抑制に向けた学校教育の果たすべき役割などが報告された。


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2018年09月04日火曜日


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