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<福島第1事故>政府の要請あれば保管タンクの放射性物質測定 東電方針

 東京電力福島第1原発で汚染水浄化後に残る放射性物質トリチウムを含んだ水を巡り、東電は3日の定例記者会見で、政府の要請があれば、これまで調査していなかった保管タンクの放射性物質濃度を測定する意向を示した。
 第1原発では原子炉建屋などにたまった汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化しているが、トリチウムは除去できず残る。トリチウム水の貯蔵量は現在約92万トン、タンクは約680基に上り、政府の小委員会が海洋放出など五つの処分方法の絞り込みに向け議論を続けている。
 東電は、ALPSで浄化直後の水の放射性物質濃度は測定しているが、タンクの濃度は測っていない。タンクは、保管場所によっては配管でつながっており、東電は今後、個別のタンクを調べるか、エリアごとに調べるかを検討する。
 また、ALPSで浄化後の水にトリチウム以外の放射性物質が残留し、一部は排水の法令基準値を上回っていたことが判明しているが、東電は「ALPSで処理した水について説明が足りなかった。反省する」と陳謝した。


2018年09月04日火曜日


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