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<台風21号>西日本、鉄道各社が「計画運休」 旅行者ら困り顔

 西日本では4日午前、鉄道各社が事前の計画通りに早朝から次々と列車を運休した。普段は通勤・通学で混み合う時間帯のJR大阪駅も人通りはまばら。台風は徳島県南部に上陸、風雨が強まった。徳島県では暴風対策中の男性が自宅の屋根から転落して腰を打つなど、けが人も相次いだ。JR西日本は京阪神エリア発着の特急260本以上を運休し、在来線も正午までにほぼ全線を運休させた。午前8時ごろから順次運転を取りやめた。
 知人と旅行中の神奈川県の大学3年中屋広輝さん(21)は、JR大阪駅の改札前で「京都まで旅行するつもりだが予定を変えようか迷っている」と困惑。通勤途中の大阪府吹田市の会社員川口智則さん(63)は「会社に顔を出したら、早めに帰る」と話した。
 徳島県鳴門市と淡路島を結ぶ大鳴門橋は4日午前10時から通行止めに。県内の公共交通機関の多くが運休し、公立の小中高校はほぼ全てが休校や自宅待機となった。板野町では自宅の屋根を覆うシートを直していた男性(67)が風にあおられて転落、腰を打つ軽いけがをした。美馬市では60代男性が2メートル下の田んぼに落ちて軽いけが。
 香川県坂出市の瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋)では、トラックが強風にあおられ走行不能となり、瀬戸大橋は岡山県倉敷市の児島インターチェンジ(IC)−坂出IC間の上下線が通行止めになった。高知県室戸市では高さ約2メートルのトタン造りの倉庫が倒壊、国道55号の片側を一時ふさいだ。


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2018年09月04日火曜日


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