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<気仙沼・防潮堤施工ミス>宮城県の経過公開「住民の名誉回復」気仙沼市長が評価 意思決定は別問題

 気仙沼市内湾地区の防潮堤高を宮城県が誤って施工した問題で、県がミスの原因や地域住民との協議経過などをホームページ(HP)で公開したことを巡り、気仙沼市の菅原茂市長は4日の定例会見で「言われのない批判の払拭(ふっしょく)を求めてきた地元の意向を理解してくれた」と評価した。
 造り直しを求める地元住民に対し、他地域の住民から「議論を長引かせている」との批判が上がったため、県は知事名で「県民の皆様へ」との文章を掲載。
 「計画通りに造り直してほしいという意見は自然なこと」などとし、ミスの原因や住民との話し合いの経過などの資料を載せた。
 菅原市長は「『県民の皆様へ』との書き出しで、個別地区の話に触れる県の文書は異例」と指摘。「市は、ごねていると誤解されている住民の名誉回復を強く求めてきた。誤解を解くために経緯を正確に示している」と強調した。
 県が8月27日に非公開で行った魚町地区の住民向け説明会についても触れ「(造り直しを求める)住民の意向は変わらない。名誉が回復すればどうなるという話ではない」と、文書掲載と意思決定とは別問題との認識を示した。


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2018年09月05日水曜日


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