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東京の学生が見た南三陸 大正大生有志が写真展、被災地での発見や思い切り取る

展示されている2016年8月の袖浜漁港の写真
南三陸町で暮らす人たちや風景を収めた写真が並ぶ会場

 東日本大震災後に学習ツアーで宮城県南三陸町を定期的に訪れている大正大(東京)の学生有志が企画した写真展「東京の学生が見た『南三陸』展」が4日、同町役場の交流スペース「マチドマ」で始まった。学生たちは活動を通じて発見したことや被災地への思いを写真で表現した。10日まで。

 同町で出会った人や風景などを写した約50点が並ぶ。卒業生にも出品を呼び掛け、それぞれが印象に残った1枚を出展した。初日は1〜4年生約30人が会場で展示案内をした。
 4年の石井まどかさん(21)は今年冬に出会った女性2人を撮った1枚を選んだ。「震災に関する話を聞き、古里への愛を感じた。震災があっても強く美しく生きる姿に感銘を受けた」と語る。
 大正大の学生や教職員は震災発生1カ月後から、同町でボランティア活動に取り組んだ。震災を機に町とのつながりが深まり、学生たちが農林漁業の体験活動や、現地に40日間滞在する地域学習を行っている。
 「学生の目に町はどう見えているのか」という町民の声をきっかけに、写真展を開催した。企画のまとめ役を務めた4年の稲葉百々佳さん(21)は「町に対する学生のさまざまな視点を、写真から感じてもらいたい」と話す。


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2018年09月05日水曜日


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