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<楽天>島内殊勲 再逆転呼び込む同点打 「あいつのために」後輩のミス思いやる

9回東北楽天1死一、三塁、島内が右前に同点打を放つ

 試合の主導権が行ったり来たりする激しい展開で、東北楽天打線が終盤に粘り、連敗を8で止めた。平石監督代行は「一つ勝つのは大変なこと。みんながファイティングポーズを取ってくれた結果だ」と、ほっとした表情を浮かべた。
 最大のヒーローは島内だ。1点を追う九回1死一、三塁。オリックスの守護神増井の代名詞であるフォークボールの失投を見逃さなかった。「高めを意識していた」と真ん中に浮いた球をたたきつけ、しぶとく右前へ同点打を放った。
 執念の一打には布石がある。「あいつのためにという思いがあった」。八回1死一、二塁、2年目の二塁手村林が二ゴロを二塁へ悪送球。ボールが転々とする間に、二走が一気に生還して同点となり、その後勝ち越される嫌な流れがあった。「自分もミスをする。その時に勝つことが救いになる」と後輩を思いやった。
 七回には一時逆転となる右越え2ランを打った。上り調子の打撃の裏には、栗原打撃コーチの指導があるという。「ステップの幅を狭めて、ボールがよく見えるようになった」と手応えを口にする。
 その指南役は、延長戦を除き10試合ぶりとなるチームの2桁安打に満足げ。「若手に負けないように、ベテラン、中堅が頑張っている姿がいい」。チーム全体に笑顔をもたらす勝利だった。(狭間優作)


2018年09月06日木曜日


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