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「人材育成、金足農に学べ」秋田県教育会議で甲子園の躍動ぶり話題

金足農の活躍をたたえる伊藤委員

 秋田の教育課題を話し合う県総合教育会議が5日、県庁であった。第100回全国高校野球選手権大会で準優勝に輝いた金足農(秋田市)の躍動ぶりも話題となり、佐竹敬久知事と教育委員から「子どもたちに夢を与えた」「金足農に学ぼう」と意見が相次いだ。
 会議のテーマは「産業人材の育成」。就職先選びや経営者を育てる教育といった観点からの問題提起があった。企業と学校が共同開発し準優勝後の再発売でも注目を集める「金農パンケーキ」などが紹介された。
 伊藤佐知子委員(秋田大大学院准教授)は秋田の子どもについて「控えめで、はったりもかませない」と持論を述べ、「学力テストの成績は良いが、金足農のような夢の実現を後押しする意識が教育現場に乏しいのでは」と指摘した。
 夢を後押しするという話の流れに乗り、佐竹知事は、ある飲食系の地元企業が金足農が決勝を戦った夜、心意気で無料で営業した事例を紹介した。
 その取り組みがすぐに評判となり学生の就職志望度が高まったとし「学生は自分の可能性が生かせるかどうかを重視する。夢を持って働く人材の活力をどう伸ばせるかだ」との考えを示した。


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2018年09月06日木曜日


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