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<台風21号>山形特産ラ・フランスや刈屋ナシも…果樹落果相次ぐ「対策、台風の威力には効果なかった」

収穫前に被害に遭った酒田市刈屋地区のナシ畑

 台風21号の影響で4日から5日にかけて、山形県内では特産のラ・フランスや刈屋ナシを中心に果樹の落果が相次ぎ、農家に落胆が広がった。
 酒田市刈屋地区に約1.4ヘクタールの畑を持つナシ農園「じろうえんの梨」では、収穫間近の「豊水」の実が多数落ちる被害が出た。
 小松治郎右衛門代表(83)は「台風は毎年のように来るが、ここまでの被害は近年なかった。一年かけて世話をしてきただけに残念だ」と肩を落とした。
 東根市の約60アールの農園で洋ナシを栽培する深瀬太郎さん(71)方では、1カ月後に収穫を控えたラ・フランスなどが半分ほど落果。深瀬さんは「大きく重い実ほどやられた。防風ネットや支柱で対策を講じたのに…」とうなだれた。
 同市のラ・フランス農家阿部純一さん(73)も「防風ネットなどの対策も、今回の台風の威力には効果がなかった」と嘆いた。
 県は、果樹の落果は特に西洋ナシの被害が広範囲にわたっているとみて実態確認を急いでいる。


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2018年09月06日木曜日


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