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<楽天>則本、完全復調 自己最多14K「残り試合全部勝ちたい」

則本昂大

 エースの力強い投球がよみがえった。東北楽天の先発則本は自己最多14三振を奪う圧巻の内容で8回無失点。チームに10カードぶりの勝ち越しをもたらした。
 二回1死満塁のピンチで大城の一ゴロを銀次が素早く本塁に送球。捕手山下が銀次に転送する併殺プレーで、無失点で切り抜けた。
 「あれで波に乗れた」と則本。三回以降はオリックス打線を翻弄(ほんろう)した。三回の福田から四回の中島まで5者連続三振。五回は3人全て空振り三振に仕留めた。四〜八回は無安打と抜群の安定感だった。
 好投の陰には、初めてバッテリーを組んだ山下の好リードもあった。「久しぶりに良かった」(則本)というチェンジアップを配球の軸に据え、150キロ前後の直球を組み合わせて打者に的を絞らせなかった。則本は「チェンジアップの良さを引き出してくれた」と感謝。平石監督代行も「(山下が)リズム良く引っ張ってくれた」と褒めた。
 則本はリーグトップの奪三振数を162に伸ばし、5年連続での200以上の奪三振が視野に入る。が、特別な意識はないという。むしろ「(登板する)残り試合を全部勝ちたい」。エースとしてチームに一つでも多くの白星をもたらすことを誓った。(狭間優作)


2018年09月07日金曜日


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