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<仙台六大学野球>初の本塁打王へ燃える 仙台大の鳥井、第1節まず一発「勝負強さ磨く」

3日の宮教大戦で左越え本塁打を放つ仙台大の鳥井

 仙台六大学野球秋季リーグで、仙台大の4番鳥井凌外野手(4年)=香川・尽誠学園高出=が春に続いて第1節に本塁打を放った。「学生最後のシーズンなので優勝だけでなく、個人タイトルも取りにいく」と初の本塁打王獲得に意欲十分だ。
 仙台市の東北福祉大球場であった3日の宮城教育大との第2戦。4−1の八回、先頭で打席に入り、低めのスライダーを左翼席に運んだ。大学通算8本目で現役最多。「大振りせずコンパクトにバットを振ることができた。一本出て安心した」と笑顔で振り返った。
 身長172センチと小柄だが、球を捉えるのがうまく、遠くに飛ばす力もある。春は宮教大との開幕戦(4月7日)で2本塁打を放ったが、右肩の痛みが出て以降は不発。福祉大戦(5月5、6日)は6打数1安打と振るわず、チームも連敗して優勝を逃した。
 結果的に規定の「3本以上」に届かず、本塁打王のタイトルを逃した。「気持ちに弱さがあった。レベルの高い福祉大の投手から打てなかったのも悔しい」と話す。
 雪辱を期すため、夏の間は打撃投手と実戦を想定した練習を行い、ボールを押し込む感覚を身に付けた。「状況に応じた打撃を心掛け、その中でも自分の間を大切にしている」と狙いを語る。
 6月に大学日本一に輝いた福祉大にリベンジし、タイトルと二重の喜びを手にしたいという。「大事な場面で打てれば、チームの勝利もついてくる。勝負強さを磨き、今度は自分たちが全国制覇する」と意気込む。(大谷佳祐)


2018年09月07日金曜日


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