福島のニュース

会津若松の町内会 防災意識、地図作りで共有

防災について講演する鍵屋氏

 会津若松市門田町の東年貢2区町内会(約200世帯)は6日、地域の危険箇所などを記す「地区防災マップ」作りを始めた。ワークショップを通じて住民同士のコミュニティー力を養い、「共助」「自助」の意識向上を図る。
 初日は地区の南公民館で防災講話があり、住民ら約15人が参加。跡見学園女子大の鍵屋一教授(情報学)は「災害対応はやったことがないとできない。訓練と教育が必要だ」と強調した。
 東日本大震災の津波被害を教訓に、自主的に地区防災計画を作った岩手県大槌町安渡町内会の例を紹介。「地域で議論することはコミュニティー再生につながる」と指摘した。
 福島県防災士会の藁谷俊史理事長は、危険箇所などを探す街歩きのポイントとして、看板や標識、災害の伝承や歴史などを確認する重要性を訴えた。
 東年貢2区町内会は、洪水による浸水被害や活断層による最大震度7の揺れが予想される。梅原徳昭会長(75)は「既存のマップはあるが、大雨による浸水など新たな危険箇所が増えた。住民の参加意識を高める取り組みをしたい」と話した。
 マップ作りは福島県の事業で、計3回のワークショップで年度内に完成させる。郡山市2カ所と棚倉町の計3町内会でも実施する。


2018年09月07日金曜日


先頭に戻る