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<入試のツボ>配点が高い小問集合

◎公立高の出題傾向(2)数学

 過去4年間の公立高入試(全日制)の数学の平均点は、前期、後期選抜とも実施教科の中で最も低い。2019年度も難易度と配点に大きな変化はないだろう。数学は得意不得意が分かれやすく、手堅い得点が合格の追い風になる。
 18年度は試験問題に変化があった。例年、後期の第4問で出題される「円」が、昨年は前期でも出題された。20年度からの入試日程の一本化に向け、前期と後期の出題形式をそろえたと思われる。
 17年度の前期に出た記述問題が、今度は19年度の後期に出る可能性もある。前期と後期の相違が小さくなっている傾向を踏まえ、両方の過去問題に必ず取り組んでほしい。
 前期、後期とも点数向上を図りやすいのが第1問の小問集合。配点は全体の3割以上を占める。
 第3問の文章題の「1次関数の利用」は、条件を正確に把握することが重要。年度によって、設問文が長かったり条件が複雑だったりする場合がある。図表と設問文を照らし合わせる練習が必要だ。ワークの章末問題や受験用教材を活用し、いろいろな問題に触れることが望ましい。
 特定の単元が苦手な場合は、教科書の基礎から焦らずに復習を。確認用にドリルを入手するのもいい。応用の解法が浮かばない場合は、解説の書き写しが効果的だ。その後に複数の類題をこなして問題のパターンをつかもう。
 この時期の受験勉強は、目的意識を持つことが大切。日ごと、週ごとの小さな目標を定め、着実に達成しよう。会得した箇所の復習には時間を掛け過ぎないこと。日々の綿密な学習計画にも、受験生の底力が問われている。
(個別教室のアップル・田中萌教務)


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2018年09月08日土曜日


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