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完熟収穫モモ大人気 「常識」覆す美味リピーター続出 岩手・ふじむら農園

モモの出来具合を確かめる藤村さん

 完熟したのを見極めてから収穫する岩手県盛岡市の「ふじむら農園」のモモが口コミで話題になっている。市場に流通させるには不向きなため、販路は農園内での直販と通信販売だけ。それでもリピーターが後を絶たず、今季は連日の完売が続いている。
 モモは通常、食卓に上がる時点で完熟となるよう逆算して収穫する。完熟状態での出荷は市場に敬遠され、卸値も安くなってしまうからだ。
 こうした「常識」を覆そうと挑戦したのが農園代表の藤村真哉さん(39)だ。「完熟するまで木から栄養をもらうことで、最高においしいモモができる」と話す。
 農園では加納岩白桃、あかつき、清水白桃、川中島白桃、彼岸白桃の5種類を栽培。2015年には低評価の流通市場と決別した。
 今では顧客の7〜8割がリピーターという。藤村さんは「『もうここのモモしか食べられない』と言ってもらえるようになった。やっと軌道に乗ってきた」と手応えを実感している。
 「朝獲(ど)り完熟桃」は25日まで販売。連絡先はふじむら農園019(656)0080。


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2018年09月08日土曜日


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