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カッパの道具?「手網」見つかる 遠野市博物館で24日まで展示

不思議な形に絡み合った「カッパの手網」

 岩手県遠野市土淵町の無職柳田三五郎さん(83)が、地元で古くから「カッパの手網」と呼ばれる葉が複雑に絡み合ったアシを見つけ、市博物館に寄贈した。開催中の企画展「遠野物語と河童(かっぱ)」で展示されている。24日まで。
 柳田さんは、約40年前に別の集落の人からカッパが川魚を捕まえるときに使う手網だと教えられたという。「以来、何度か目にしている。虫の仕業と思うが、広げてみても何も出てこないんだよね」と不思議がる。
 博物館によると、植物の葉を折り畳んですみかや産卵場所にする習性を持つクモが作った可能性があるという。
 学芸員前川さおりさん(48)は「博物館に勤務して26年になるが、実物を見たのは2回目。人々が不思議な自然現象をカッパに結び付け、解釈してきた遠野の歴史を物語っている」と話した。


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2018年09月09日日曜日


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