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<楽天>岸と則本 タイトル争いパ・トップ快走

ただ一人、2点台の防御率を誇り、タイトル獲得が期待される岸
パ・リーグの右腕では初となる5季連続の最多奪三振が懸かる則本

 東北楽天が誇る則本、岸のダブルエースが個人タイトル争いの2部門をリードしている。最多奪三振で則本が、最優秀防御率で岸がパ・リーグのトップを走る。
 則本は奪三振162個で2位の岸に18個の差をつける。昨季まで4季連続のタイトル獲得は1990〜93年の野茂(近鉄)に次ぐ快挙だが、5季連続となればパ・リーグの右腕として初めてで、江夏(阪神)鈴木(近鉄)の両左腕が67〜72年に樹立した6季連続の日本記録も視野に入る。
 7月に肘痛を発症して一時ペースを落としたが、6日のオリックス戦(ほっともっとフィールド神戸)では自己最多の14個を奪取した。今後も2桁奪三振ペースを続ければ5季連続の200個以上も見えてくる。
 岸の防御率は2.69。2位の菊池(西武、岩手・花巻東高出)が3.18で追い、ボルシンガー(ロッテ)も現時点で規定投球回に満たないものの、3.06を記録している。
 既に今季終了時の規定投球回(143回)を上回った岸の有利は変わらない。ただ前半戦終了時の防御率1.85から下降傾向なのは気掛かり。8日の日本ハム戦(楽天生命パーク宮城)も打線の大量援護に支えられて10勝目を挙げたが、5回4失点と精彩を欠いた。
 残り約1カ月、両右腕とも大きく調子を落とすなどしなければタイトルに手が届きそうだが、則本は「特に意識しない」、岸は「安定した投球を続けたい」と話し、目先の試合に集中する。平石監督代行は「またとないチャンスだし、2人そろって獲得できるようにできる限り配慮する」と援護射撃する構えだ。(金野正之)


2018年09月11日火曜日


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