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福島・楢葉のホテル計画が頓挫 事業会社破産町、新たに誘致へ

 福島県楢葉町のJR竜田駅東側に楢葉ホテル(仮称)の建設を予定していた事業会社が計画を断念したことが明らかになった。会社は5日付で自己破産した。東京電力福島第1原発事故などから復興に向け、町は駅東側を拠点の一つに位置付けており、新たなホテル誘致を目指す。
 自己破産したのはファーストスプリング(楢葉町)。神奈川県箱根町で旅館業を営んだ小川晴也氏が中心になって設立した。
 計画では町から無償貸与を受けた用地約1万1000平方メートルに、鉄筋4階のホテルを建設。客室数207で温泉施設やレストランを備える予定で、昨年6月に地鎮祭を実施していた。
 工事は今年春に中断。代理人の弁護士によると、金融機関から必要な融資を受けられずに事業を断念した。東京地裁に8月28日に自己破産手続きを申し立て、9月5日付で開始決定を受けた。
 楢葉町の担当者は「駅東側エリアには引き続き宿泊施設を誘致したい」と説明した。同社側には、基礎工事が始まっていた用地の原状回復と明け渡しなどを求める方針。


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2018年09月11日火曜日


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