岩手のニュース

<震災7年半>僧侶30人と檀家が犠牲者弔う 陸前高田・浄土寺で念仏会

念仏を唱えて震災犠牲者を供養する僧侶ら

 陸前高田市の浄土寺で11日、東日本大震災の犠牲者を弔う念仏会があった。震災発生から7年半の節目に合わせて東北6県から浄土宗青年会の僧侶約30人が会し、檀家(だんか)と共に手を合わせた。
 弟や多くの知人を亡くした陸前高田市の大塚和子さん(75)は「復興が進んでいると言うが、私にとっては進んでいない」と語り「(弟の)声だけでも届けてほしい」と念仏を唱えた。
 浄土寺の檀家には、ようやく気持ちの整理が付いて納骨した人がいる一方、今も区切りを付けられない行方不明者の家族もいるという。
 菅原瑞秋住職(59)は「朝行ってきますと言い、夕方帰って来られなかった人がいっぱいいた。僧侶としてやるべきことを続ける」と話した。


2018年09月12日水曜日


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