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<わらび座>「キャッツ」を超えろ 秋田犬ミュージカルの脚本を公募

秋田犬ミュージカルの脚本募集をPRするわらび座の山川社長(左)と福原大館市長=11日、秋田県庁

 劇団を運営するわらび座(仙北市)は、2019年10〜12月、秋田犬を題材としたミュージカルを上演する。秋田の歴史や人物を取り上げる「地域の宝シリーズ」の一環として、初めて脚本を公募する。「かわいい」にとどまらない秋田犬の魅力発掘を、劇団の外からの物語を紡ぐ新しい才能に託す。
 脚本を募る公演は、わらび座が本拠地とする仙北市のあきた芸術村・小劇場(定員150人)で60〜70回演じる予定。上演時間は70分。わらび座の役者ら3人が出演することまでは決まっているが、内容についての条件はない。
 地域の宝シリーズの脚本はこれまで、戊辰戦争に鼓手として従軍した浜田謹吾らを題材に、わらび座の脚本家が手掛けてきた。
 担当者は「完成されたものでなくてもいい。思いもよらない切り口を期待したい」とアマチュア脚本家からの応募にも期待する。
 秋田犬発祥の地とされる大館市の福原淳嗣市長が公演の宣伝役を務める。福原市長は「秋田犬と人との絆に物語を感じる。秋田犬が広く受け入れられている理由ではないか」と語る。
 わらび座の山川龍巳社長は「『キャッツ』など動物を通して人間社会を描く作品はあったが、この公演では秋田犬固有の魅力を出してほしい」と期待した。
 「忠犬ハチ公」など原作があるものの脚色は不可。作品の著作権は脚本の作者に、上演権は19年1月から3年間はわらび座に、それぞれ帰属する。
 応募は12月31日まで(当日消印有効)。最優秀賞の賞金は30万円。19年1月末にわらび座のホームページで発表する。連絡先はわらび座脚本募集係0187(44)3975。


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2018年09月12日水曜日


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