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「南部杜氏の里」岩手・紫波の酒かすを蒸しパンに 女子大生、加工食品開発に奮闘

酒かすを使って蒸しパン作りに挑戦する田崎さん(左)

 「南部杜氏の里」岩手県紫波町の酒蔵から出る酒かすを有効利用しようと、女子大生が加工食品の開発に取り組んでいる。東洋大3年の田崎菜那子さん(21)で、周囲の助けを借りながら「町の名物として愛される商品を生み出したい」と意気込んでいる。
 田崎さんは大学で地元資源を活用した地域活性化策を学んでおり、今春に町主催の地酒PRインターンに参加。4月から休学して町に移り住んだ。
 酒かすに着目し「加工して売れば新たな収入源になるのではないか」と考えた田崎さん。町内で食堂を経営する鷹觜(たかのはし)賢次さん(49)に調理場を借り、生地に酒かすを混ぜて「蒸しパン」を完成させた。
 調理法についても助言した鷹觜さんは「町を元気にするには、外からの力が必要」と語る。
 卒業研究で町を訪れた東北芸術工科大4年の小野詩織さん(21)も田崎さんの取り組みに共鳴。デザイン力を生かしてチラシ作りを買って出た。
 蒸しパンは23日、紫波町日詰商店街で開催される「紫季(しき)のマルシェ」で試験販売される。


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2018年09月13日木曜日


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