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資金洗浄の疑いでナイジェリア人逮捕、仙台の銀行から9300万円払い戻し

 犯罪行為で得た金銭をマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、警視庁と宮城県警の合同捜査本部は12日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)と詐欺の疑いで、ナイジェリア国籍の自称貿易業ジェームス・ダニエル・オニエカ容疑者(46)=大阪市住吉区遠里小野7丁目=を逮捕した。
 逮捕容疑は輸出会社役員の50代の日本人男=起訴拘置中=と共謀して4月24日、米国の民間団体が同国の銀行を介して仙台市の銀行支店に送金した約1億870万円が不正な金銭と知りながら「中古レントゲン(X線)の輸出経費に充てる」と偽り、同支店の男の会社預金口座に全額入金させ、9300万円を払い戻した疑い。6月5日には米国の銀行からの返金要請を「取引に間違いはない」と拒否し、正当な事業収益を装った疑い。
 県警によると、ジェームス容疑者は「覚えていない」と否認。輸出会社役員の男は最近まで仙台に住み、7月30日に同容疑で逮捕された。米民間団体は国際的な犯罪組織によるビジネスメール詐欺に遭ったとみられる。
 男の複数の口座には2016年10月〜17年7月に米国や東南アジアなど8カ国10社から計約6200万円が送金された記録もあり、捜査本部は犯罪組織との関係などを調べる。


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2018年09月14日金曜日


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