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気仙沼のサンマ味わい復興の現状知って 山形で23日祭り開催、大学生の被災地報告も

集団移転した被災者の体験談を聞く学生たち=8月21日、気仙沼市唐桑町東舞根

 東日本大震災の記憶の伝承と復興支援を目的に、山形県在住の気仙沼市出身者らでつくる「やまがた気仙沼会」は23日、山形市の霞城公園で「第7回気仙沼さんま祭りin山形」を開く。震災が発生した2011年にちなみ、気仙沼産生サンマ2011匹の炭火焼きを無料で振る舞う恒例イベントのほか、大学生が初めて被災地の現状を報告するブースを設ける。
 報告の準備のため、メンバーの山形大1〜3年生6人は8月21、22日に気仙沼市内を視察した。宮城県が国道45号との「兼用堤」として整備する大谷海岸の防潮堤や、防災集団移転した団地などを訪れ、関係者に被災直後の様子や復興の課題を聞いた。
 祭り当日は、ブースに現地の写真や津波浸水図を掲示。午前11時半から学生3人が交代で、防潮堤と景観を巡る問題や避難所生活の注意点などを発表する。
 実行委員長の山形大3年山本凜太郎さん(20)は「脂の乗ったサンマを味わいながら、震災から7年半が経過した被災地の今を知ってほしい。この夏は全国で自然災害が相次いだので、山形の人たちに備えの大切さも訴える」と話す。
 やまがた気仙沼会によると、サンマは必要な量を調達できる見通し。会場には募金箱を設置し、義援金は奨学金として気仙沼市に贈る。ワカメなど三陸の水産加工品を販売する物産市もある。連絡先は祭り担当の熊谷功二さん090(7900)8428。


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2018年09月14日金曜日


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