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汚染牧草減容化 9月中の実験中止 宮城・南三陸、町民の懸念受け

 東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物を巡り、南三陸町は14日、町議会9月定例会で、9月中に町内で行う予定だった400ベクレル以下の汚染牧草のすき込みによる減容化実験を中止すると明らかにした。
 同町内の畜産農家が一時保管している汚染牧草は約290トン。うち400ベクレル以下は約276トンある。
 町は18〜21日、同町戸倉の町営牧草地「大盤平」で2トンのすき込み実験を行う予定だった。周辺住民から自然環境への影響や風評被害を心配する声が上がり、見直すことにした。
 町は今後、処理方法の変更を含め対応を検討する方針。佐藤仁町長は「牧草を保管する農家の負担軽減を考えなくてはいけないが、町民から懸念の声が上がったため、立ち止まるべきだと判断した」と話した。


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2018年09月15日土曜日


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