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被災体験や悩み分かち合い50回 仙台圏移住者の交流会「ひまわり会」

8月の会で近況などを語り合う参加者

 東日本大震災に伴い、岩手、宮城両県の沿岸部から仙台圏に移った被災者らの交流会「ひまわり会」が今月、50回目を迎える。2014年4月からほぼ毎月開催し、被災体験や古里を離れて暮らす悩みなどを分かち合ってきた。メンバーは「7年半を経ても消えない思いがある。参加者がいる限り続けたい」と話す。
 会は震災後、仙台市青葉区が開いた避難者交流会への参加者が中心となって14年に発足。西本願寺東北教区ボランティアセンターの協力で、青葉区支倉町の西本願寺仙台別院の施設を会場に茶話会を続けている。
 釜石市や気仙沼市、石巻市などで被災した20〜30人が参加。仙台市内の子どもや親族らの近くに身を寄せた高齢者が多い。古里への帰還を望みつつ、年齢や通院の問題から定住を決めた人も少なくないという。
 49回目となった8月下旬の会には23人が集まり、近況を話し合ったり、参加者のハーモニカ伴奏で童謡を楽しんだりした。宮城県南三陸町の自宅が被災し、仙台市宮城野区の災害公営住宅で生活する80代女性は「住宅ではまだ住民同士の交流が少ない。毎回、いろいろな話ができるのを楽しみにしている」と話す。
 東松島市で被災し、青葉区に移り住んだ代表の高橋明さん(65)は「全国で災害が発生するたび、津波を思い出してつらい気持ちになるという人も多い。同じ経験をした人同士が共感できることもあり、初めての人も気軽に遊びに来てほしい」と呼び掛けている。
 50回目は24日午前10時から。参加費は茶菓代100円。連絡先は高橋さん080(5562)9218。


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2018年09月15日土曜日


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