広域のニュース

経費削減で低価格実現 西友最高経営責任者代行・ミッチェル・スレープ氏に聞く

西友が運営するザ・モール仙台長町。東北の商業施設でも有数の集客力を誇る

 西友(東京)のミッチェル・スレープ最高経営責任者代行は河北新報のインタビューで堅調な業績を強調し、サービス向上や会社の発展に全力で取り組む姿勢を示した。(聞き手は報道部・水野良将)

 −2008年に西友がウォルマートの完全子会社となってから10年がたった。
 「着実に業績は良くなってきており、財務的な健全性は強固になっている。直近の数カ年は売り上げが成長を続けていて、今年はさらに大きな伸び幅を計上できると見込んでいる」

<生鮮部門に注力>
 −重点的に取り組んでいることは。
 「生鮮部門に注力している。畑などで収穫してから店に並べるまでの時間をできるだけ短くしたり、配送センターから店への物流を見直したりして新鮮な商品をより速く届けている。ワクワクするような新商品も継続して提供する。例えば『アンガスビーフ』は品質、価格ともに素晴らしく、他の競合商品とは一線を画すと自負している」
 「事業全体の効率改善やコスト削減にも力を入れている。浮いたお金は、価格引き下げという形で還元したい。毎日低価格で、どこにも負けない品質の商品を届ける」

<全20店順次改装>
 −東北で新たに出店する予定はあるか。
 「東北は非常に大切なマーケットだ。全20店を店舗の改装リストに載せており、何年間かかけて順番に実施していく。今すぐに新店を開業するプランはないが、いいチャンスと思った時や、お客さまにとって新店がプラスになると判断した場合は併せて実行したい」

 −流通業界の競争は非常に激しい。
 「競争は全世界的に厳しい。この10年間を振り返っても、買い物の仕方やサービスに対する考え方は随分変わってきた。変化の先を行くぐらいの気持ちで臨まなければいけないと思っている。より良い小売業者になるため、お客さまの声をしっかりと聞くことに時間をかける」
 「会社を軌道に乗せる、成功に向けてしっかりとサポートする。これらが私のパッション(情熱)の一つ。そのためにできることは何でもやるという気持ちだ。この会社であれば絶対に成功できると信じている」


関連ページ: 広域 経済

2018年09月15日土曜日


先頭に戻る