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<秋季高校野球宮城大会>大崎中央逆転サヨナラ

聖和学園―大崎中央 9回裏大崎中央1死満塁、星野がサヨナラの左犠飛を放つ。捕手畠山

 第71回秋季東北地区高校野球県大会が15日開幕し石巻市民球場、仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城で1回戦5試合があった。大崎中央、気仙沼向洋、仙台育英などが2回戦に進んだ。
 大崎中央は4−3で聖和学園に逆転でサヨナラ勝ちし、6年ぶりに出場した気仙沼向洋は5−4で利府との接戦を制した。仙台育英は7−3で仙台東を下した。
 16日は両球場と仙台市民球場で1回戦7試合がある。

 ▽1回戦
大崎中央 4−3 聖和学園

東北学院 9−2 多賀城

気仙沼向洋 5−4 利府

柴田 9−0 白石

仙台育英 7−3 仙台東

 ▽1回戦(石巻市民)

石巻工 − 宮城農 8時30分

仙台南 − 東北生活文化大高 11時

岩ケ崎 − 仙台高専名取 13時30分

 ▽同(楽天生命パーク)

古川 − 松島 10時

仙台商 − 佐沼 12時30分

 ▽同(仙台市民)

泉松陵 − 塩釜 10時

富谷 − 名取北 12時30分

◎▽1回戦(石巻市民)
聖和学園001000020=3
大崎中央000001012x=4

 【評】大崎中央が聖和学園に逆転サヨナラ勝ちした。1点を追う九回1死三塁から野選で同点とすると、四球と安打でつくった1死満塁の好機に星野が左犠飛を放って接戦を制した。聖和学園は終盤のリードを守り切れなかった。

<星野「最後まで粘れた」> 3−3の九回1死満塁の好機で星野が決めた。「狙っていた」高めの真っすぐを左犠飛とし、チームはサヨナラ勝ち。「逆転できてよかった」と胸をなで下ろした。
 夏の宮城大会初戦は東北に2−3と惜敗した。同じスコアで臨んだ今回は九回の攻撃前に「自分たちの成長を見せよう」と声を掛け合い、勝利をもぎ取った。「最後まで粘れた。自信になった」と手応えを感じた様子だった。

◎中盤に大量点東北学院大勝
 ▽1回戦(楽天生命パーク)

多賀城 20000000=2
東北学院00044001x=9
(八回コールドゲーム)

 【評】東北学院がコールド勝ち。0−2の四回、井上の2点二塁打で追い付き、二木の勝ち越し適時打などで2点を追加。五回も4点を挙げた。先発井上は二回以降は無安打。多賀城は打線が追加点を奪えなかった。

<左腕菊地「雨に対応できず」> 東部地区2位の多賀城は初戦でコールド負けした。地区大会を1人で投げ抜いた左腕菊地は「三回までは良かったが、四回以降の雨に対応できなかった」と残念がった。
 雨でマウンドが滑って「手だけで投げて球が甘くなった」と言う。それまでコースを突いた直球で三振を取るなどしていた好投は鳴りを潜め、四回以降は打ち込まれた。
 渡辺監督は「新チームになって自覚を持ってやっている」と、さらなる成長を期待した。菊地は「筋力強化などに取り組み、来春こそ東北大会に行きたい」と誓った。


◎気仙沼向洋が9回逆転勝ち
 ▽1回戦(石巻市民)

気仙沼向洋
   020010002=5
   000110200=4
利   府

 【評】気仙沼向洋が競り勝った。二回に熊谷の適時打などで2点を先取。3−4の九回、死球や盗塁で好機をつくり、失策に乗じて2点を奪って逆転した。利府は長短11安打を放ったが、中盤と終盤の失策が響いた。

<高橋主将「新グラウンドで練習した成果出せた」>6年ぶり出場の気仙沼向洋は逆転勝ちで初戦を突破。東日本大震災の津波で被災した同校の野球部は7月末から新校舎のグラウンドを使っており、高橋主将は「充実した環境で存分に練習してきた成果を出せた」と喜んだ。
 これまでは他校に出向いていたため、練習の時間や内容に制限があった。新グラウンドは十分な広さがあり、外野ノックなど練習メニューの幅が広がった。初戦を無失策で乗り切り、「守備が向上した」と胸を張った。

◎着々と点加え仙台育英勝利

 ▽1回戦(石巻市民)

仙台東 300000000=3
仙台育英01212010×=7

 【評】仙台育英が逆転勝ちした。3−3で迎えた四回1死三塁からスクイズで勝ち越すと、五回に大栄の右越え2点本塁打で突き放した。仙台東は二回以降は打線が振るわず、追加点を奪えなかった。

<仙台東・桑島投手(上手投げと横手投げを駆使するも相手打線につかまる)>「走者を背負うと制球が乱れた。仙台育英は甘い球を逃さなかった。冬場に制球を鍛え直したい」

◎柴田大量9点コールド勝ち

 ▽1回戦(楽天生命パーク)

白 石0000000=0
柴 田223101×=9
(七回コールドゲーム)

 【評】柴田が圧勝した。先発佐々木は散発3安打と好投し、バックも好守で支えて零封した。打線は一回に大原の2点打で先制し、その後も小刻みに加点した。白石は3併殺を喫し、得点できなかった。

 柴田・佐々木投手(180センチの1年生右腕が初戦を零封)「最初は緊張したが、回を追うごとに腕を振ることができた。ピンチの場面は気持ちを高めてギアを上げた」


2018年09月16日日曜日


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