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<ツール・ド・東北>新設の南三陸ワンウェイフォンド、自転車観光の魅力発信

南三陸ワンウェイフォンドのスタートを切る参加者=16日午前11時5分ごろ、南三陸ホテル観洋前

 16日は新設された南三陸ワンウェイフォンド(50キロ)があり、震災の被災地を舞台にしたサイクルツーリズムの魅力を発信した。
 ライダー約70人が宮城県南三陸町の南三陸ホテル観洋を出発し、潮風を浴びながら石巻市のゴールを目指した。夫婦で参加した千葉県我孫子市の会社員中平直子さん(31)は「ロードの自転車イベントに初めて出た。道路は思ったより整備されていて、海の景色に魅了された」と満足していた。
 参加者の多くが前日から南三陸町に滞在し、震災から7年半がたった被災地の今を感じ取った。東京都江東区の会社員榎悠里さん(23)は津波被害があった志津川地区を見て回り、「道路などの工事をしている所が多かった。復興に向かう被災地の現状を知ることができた」と話した。
 ホテル観洋は南三陸ワンウェイフォンドの開催に当たり、宿泊する参加者の自転車をホテル内で預かるサービスを実施した。第1営業次長の伊藤俊さん(43)は「自転車を使うと、町の風景をじっくりと見ることができる。サイクルツーリズムを広めるには、自転車の管理など受け入れ環境の整備が必要だ」と語った。


2018年09月17日月曜日


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