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<楽天>松井、史上最年少100S 救援失敗、2軍再調整…苦い経験糧に成長

通算100セーブを達成し、捕手嶋と握手する東北楽天・松井

 東北楽天の松井が九回を無失点で締め、史上最年少の100セーブを達成した。22歳は「自分一人の力だけでは成し得ない記録」とチームメートへの感謝を口にしながら感慨に浸った。
 3−1の九回に登板。角中を空振り三振に仕留め、代打清田には四球を与えるも崩れず、鈴木を空振り三振。一発が出れば試合が振り出しに戻る場面で、通算2千安打まであと3本に迫る福浦を迎えた。
 今日一番の大きな歓声が沸く球場で「声援に負けないような球を投げたかった」。1ボール2ストライクと追い込んだ後の4球目は直球でバットに空を切らせ、思わず笑みがこぼれた。
 昨季33セーブ挙げた守護神は今季、開幕から打ち込まれた。ストライクゾーンの隅を突こうとして四球となり、たびたび救援に失敗。5月中旬に守護神の座をハーマンに譲った。6月上旬から約1カ月間、2軍で再調整する時期もあった。
 この苦い経験を成長の糧にした。中継ぎとして回をまたいで登板する機会を重ね、「視野が広がった。力の抜きどころも理解できた」という。ハーマンの不調もあって9月上旬に抑えに復帰した。勝利後にベンチへ向かう際のハイタッチが「やはり気持ちいい」と抑えのポジションが落ち着く様子だ。
 もがき苦しんではい上がってきた松井に、平石監督代行は「苦しんだ分うれしいと思う」。記録の達成をしみじみと喜んだ。(伊藤卓哉)


2018年09月17日月曜日


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