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親から子 受け継がれてきた民話や童謡の魅力に触れて 10月、遠野などでコンサート

遠野市で神楽を見学し、コンサートのイメージを膨らませる菅原さん

 親から子へと受け継がれてきた民話や童謡に触れるコンサート「民話の音色」が10月7日、遠野市の「遠野みらい創りカレッジ」である。栗原市のピアニスト菅原紀子さん(37)が、民話の里・遠野を訪れたことをきっかけに企画。栗原市と仙台市でも開催する。
 ピアニスト伏見姿さん、ソプラノ歌手千石史子さんらが競演。欧米の童謡マザーグースに想を得たモーリス・ラベル作曲のピアノ組曲「マ・メール・ロワ」など20世紀初頭のヨーロッパ音楽を演奏するとともに、栗原の童歌を披露する。
 菅原さんは昨年7月に遠野を訪問。子どもたちがクラシック音楽に親しむ機会が少ないと聞いて、コンサートを思い立った。
 ラベルと、遠野を舞台にした「遠野物語」の著者柳田国男は共に1875年生まれ。「マ・メール・ロワ」の作曲と「遠野物語」の執筆もほぼ同時期と知って「つながった」(菅原さん)。
 ピアノ伴奏を担当している栗原市のコーラスグループの高齢化で、童歌の継承に危機感を抱いていたという菅原さん。それだけに、今も民話が息づく遠野でのコンサート開催に懸ける思いは強い。
 菅原さんは「民話や童謡の魅力を知り、忘れてはいけないもの、残すべきものを考える時間にしてほしい」と話す。
 午後3時開演。一般2000円、高校生以下1000円。栗原市では10月8日、仙台市では同9日に開催する。遠野、栗原の両会場では、事前申し込みで無料の託児に対応。連絡先は菅原さん080(5560)5983。


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2018年09月17日月曜日


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