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<恋する灯台>石巻・大須埼、宮城県内初の認定 震災乗り越える姿評価

宮城県内で初めて「恋する灯台」に認定された大須埼灯台

 石巻市雄勝町の大須埼(おおすさき)灯台が、一般社団法人日本ロマンチスト協会(長崎県雲仙市)などが認定する本年度の「恋する灯台」に選ばれた。認定は宮城県内で初めて。
 同協会は認定理由として「東日本大震災という苦難を刻みながらも立ち続ける姿は、見る者の心を温めてくれる」と説明。灯台周辺が憩いの場となっていることも評価した。
 大須埼灯台は雄勝半島の東端に立つ。高さ12メートルで初点灯は1949年。太平洋を望み、眼下にある大須漁港がハートの形に見える。周囲には住民が育てた四季折々の花が咲く。灯台内は一般公開していない。
 石巻市は本年度から3年をかけ、車道やトイレ、あずまやなどを整備する。市雄勝総合支所の阿部徳太郎支所長は「震災で雄勝地区は人口が4300人から1300人程度に減った。観光客を呼び込む観光資源になる」と期待する。
 恋する灯台は同協会と日本財団(東京)が「ロマンスの聖地」として灯台の魅力を伝えようと2016年に認定を始めた。本年度は大須埼灯台を含む10道府県11基を認定し、認定数は32道府県計42基となった。
 東北では尻屋埼(青森県東通村)碁石埼(大船渡市)入道埼(男鹿市)鼠ケ関(鶴岡市)が選ばれている。


2018年09月18日火曜日


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