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<仙台市>客引き行為を全面禁止 条例中間案公表、禁止行為に過料も

 仙台市中心部の繁華街で居酒屋などの客引き行為が横行している問題で、市は18日、規制区域内の客引き行為を全面禁止する独自条例の中間案を公表した。禁止行為をした従業員や店舗に対し、5万円以下の過料を科す規定も盛り込んだ。
 中間案によると、条例で禁止するのは客引き、勧誘、客待ち、勧誘待ちの4行為。現行の県迷惑行為防止条例は、居酒屋やカラオケ店の執拗(しつよう)でない客引き、客待ち、勧誘を規制対象外にしており、範囲を広げる。
 客引きや勧誘は居酒屋か風俗店かなど業種を問わず、(1)道路や公園など公共の場で(2)相手を特定して接近したり、声を掛けたりして(3)客になるよう誘ったり、仕事に従事するよう誘ったりする行為を対象にする。
 従業員に客引きをさせたり、他者に委託したりすることのほか、客引きにより誘われた客を店舗に受け入れることも禁止する。不特定多数へ呼び掛ける行為、ティッシュやチラシを配布する行為、看板などを掲げて宣伝する行為は、規制対象から外す。
 禁止行為をした従業員に是正するよう勧告、命令しても従わない場合や市の調査を拒んだ場合、氏名や店舗名、所在地を公表し、従業員と店舗に過料を科す。
 規制区域は客引きの実態を考慮し、市が指定する。客引き行為が頻繁で、住民や地域団体から要望があることなどが指定の要件で、市安全安心街づくり推進会議の意見を踏まえて区域を定める。
 市は、条例案を市議会12月定例会に提出する方針で、10月18日まで中間案のパブリックコメント(意見公募)を実施する。連絡先は市市民生活課022(214)6146。


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2018年09月19日水曜日


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