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水難捜索の技術「海猿」から学ぶ いわき市消防と宮城海保が合同訓練

訓練の合間に改善すべき動作などを話す参加者

 いわき市消防本部小名浜消防署と宮城海上保安部が、水難救助のための合同潜水訓練を10日、宮城県利府町の県総合運動公園総合プールで行った。福島県内の消防が海保と合同で訓練するのは初めて。

 海岸線の長いいわき市で迅速な水難救助につなげる連携力や潜水技術・知識の向上を目指し、同消防署が福島海保に協力を要請して実現。署員2人と、東北6県の海保で潜水士が唯一所属する宮城海保の巡視船「くりこま」から潜水士5人を含む8人が参加した。
 プールを海に見立てて要救助者の捜索や車両転落を想定した訓練を行い、署員と潜水士の7人が潜水機材や空気ボンベを身に付けて水に入った。捜索では潜って一列になり環状に動き、見落としがないように効率的に探した。各訓練後に署員は「海猿」とも呼ばれる潜水士から助言を受けた。
 小名浜消防署から参加した鈴木雅俊、吉田航の両消防副士長は「少人数で広範囲に短時間で水中を探す方法を学び、とても勉強になった。署内で共有したい」などと話した。
 くりこまの土肥和也潜水副班長は「消防との連携は必要なので、顔つなぎとしても良かった」と語った。


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2018年09月20日木曜日


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