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<仙台市公営事業>地下鉄・バスは赤字拡大、病院は2年ぶり純損失 17年度決算まとまる

 仙台市は2017年度の公営事業の決算と実績をまとめた。地下鉄、バスの交通2事業は純損失を計上し、累積赤字が拡大した。病院事業は2年ぶりに赤字に転落。水道、下水道、ガスの3事業は純利益を確保し、黒字となった。

<地下鉄> 
 東西線の利用が伸び、乗車料収入は前年度比4.6%増の154億2535万円。減価償却費や企業債の支払利息が重く、23億4091万円の純損失。赤字は2年連続で累積額も拡大した。

<バ ス>
 乗客数が2.7%伸び、乗車料収入は1.9%増の64億6585万円。4億161万円の純損失を計上したが、赤字幅を53.3%圧縮した。赤字は11年連続。資金不足比率は9.4%。

<水 道>
 3年連続の黒字。相次ぐマンション建設で水道加入金が増加し、企業債の支払利息などが減少。純利益は48.0%増の29億4366万円を確保。累積の黒字額を49億円余りに増やした。

<下水道> 
 東日本大震災で被災した下水道施設の撤去事業などに着手し、特別損失が3.1倍に膨らんだ。純利益は24億51万円に半減したが、累積黒字を伸ばした。

<ガ ス>
 4年連続の純利益。累積赤字を18億円余り圧縮した。ガス販売量が伸びて経常収益が6.3%増えた一方、液化天然ガス(LNG)の価格上昇などで経常費用が4.6%膨らんだ。

<病 院>
 患者数は延べ約37万人で3.3%増加し、医業収益は4.2%伸びた。旧病院跡地(若林区)の売却に伴う固定資産売却益が激減し、2年ぶりの純損失。


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2018年09月20日木曜日


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