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<楽天>8回に一気5得点 銀次、技あり決勝弾「みんなでつないで勢いが出た」

8回東北楽天1死一、二塁、銀次が右中間に勝ち越しの3ランを放つ

 負ければクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が完全に消滅するというぎりぎりの一戦、東北楽天打線は八回に一挙5得点する意地の逆転劇を見せた。
 1−3で迎えたこの回、打線はオリックスが勝ちパターンとする山本が登板するのを待ち構えていた。前日から嶋を中心にベンチで「(田中)和基の新人王獲得を後押しするためにも、(ライバルの)山本が出てきたら頑張るぞ」と気勢を上げていたからだ。
 先頭の代打今江が中前打、さらに田中と八百板が四球を選んで無死満塁の絶好機を築く。島内が空振り三振に倒れた直後、ウィーラーが2点中前打で試合を振り出しに戻した。「(外角高めの)甘い変化球を逃さず打てた。田中が新人王になれるとうれしいので良かった」と笑顔を見せた。
 さらに1死一、二塁、銀次が勝ち越し3ランでとどめを刺した。3ボール1ストライクから、山本がカウントを取りにきた直球を強打し、右翼席へ運んだ。山本の落差の大きい低めの変化球を深追いせず、打者有利の状況に持ち込んだ銀次が一枚上手だった。
 「併殺打で勢いを止めないように心掛けた。みんなでつないで勢いが出たし、すごく良かった」。銀次は一丸で手にした勝利の余韻に酔いしれ、田中のライバルを打ち砕いたことには「打ってから気付いた」と、とぼけてみせた。(金野正之)


2018年09月20日木曜日


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