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福島第1から18キロの津波被災地 南相馬でメガソーラーが起工

 福島県南相馬市原町区下江井地区などに整備する大規模太陽光発電施設「原町南メガソーラー発電所」の起工式が19日、現地であった。出力は3万7000キロワット。再生エネルギー事業投資会社のスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(SGET、東京)が運営母体となって建設し、2020年4月の運転開始を目指す。
 建設地は圃場完成を目前に東日本大震災の津波に見舞われた。東京電力福島第1原発から約18キロの距離にあり、原発事故に伴う原町区の旧避避区域では初の太陽光発電所起工となった。
 敷地約52ヘクタールは所有する市が貸し付ける。総事業費約100億円。発電する電力は全て東電に売る。
 起工式でSGETの谷脇栄秀代表取締役は「豊かな社会へしっかりとした発電所を造っていきたい」と語った。門馬和夫市長は「営農再開の足掛かりともなる。新たな未来を描きたい」と述べた。
 SGETは南側の小高区井田川地区にも同規模のメガソーラーを建設中で、同時期の稼働を目指す。


2018年09月20日木曜日


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