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高級バナナを新たな名物に 福島・広野で苗150株定植、来年6月収穫へ

定植式でバナナの苗に土を掛ける遠藤町長(左から2人目)ら関係者
植えられた高級バナナの苗

 福島県広野町振興公社は19日、町内の二ツ沼総合公園で栽培を始めた寒さに強い高級バナナの定植式を行った。初収穫は来年6月の予定。生育状況や収支などを検証し、東京電力福島第1原発事故からの復興を後押しする特産品に育てたい考えだ。
 休止中だった広さ約800平方メートルのビニールハウスに、岡山市の農業法人が開発したバナナの苗150株を植える予定。関連の農業法人から技術指導を受け、従業員が無農薬で栽培する。
 品種改良で寒さに順応して生育も早く、味は濃厚で甘い。3年間に5回収穫でき、1株当たり1000本、合計15万本を出荷予定。岡山県では「もんげーバナナ」として1本648円で販売中だが、公社の商品名と価格は未定。
 公社は加工品開発も検討する。7月に一部再開したサッカー施設Jヴィレッジに近く、交流人口拡大へ観光資源としても活用する。同町を含む双葉地方の農業復興を担う産品として期待され、福島さくら農協(郡山市)とも連携する。
 遠藤智町長は「2020年東京五輪・パラリンピックが予定されており、町が頑張っている姿を国産バナナを通じて世界に受け止めてもらいたい」と話した。


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2018年09月20日木曜日


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