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東北の外国人宿泊客37%増、全国の伸び率上回る 18年上半期

 東北運輸局が発表した2018年上半期(1〜6月)の外国人宿泊者数は東北6県で延べ57万3970人となり、前年同期より37%増えた。全国の伸び率(10%増)を大きく上回った。東北の各空港の国際線増便に加え、再訪日で地方を目的地に選ぶ旅行者が増えているためとみられる。

 各県の宿泊者数は表の通り。県別の増加率は岩手が56%で最も高く、宮城が45%、青森が36%で続いた。国際線の新規就航やチャーター便の運航が後押しした。山形は30%、福島は22%、秋田は9%だった。
 月別ではスキーや樹氷が楽しめる1〜3月と、桜が開花した4月の伸びが大きかった。運輸局は「リピーターの訪日客が増え、日本らしい四季や自然環境を求める旅行者が増えている」と分析する。
 国別は台湾が53%増の22万8630人で最も多く全体の4割を占めた。中国が27%増の9万5130人で続いた。東日本大震災の風評被害の影響が続く韓国は4万120人で、6%増にとどまった。
 タイは3万4140人で38%、オーストラリアは1万5540人で37%それぞれ増加した。マレーシアやシンガポールなど東アジア以外の各国も大きく伸びている。
 例年、10〜11月の紅葉時期は一年間で訪日客が最も多くなる。運輸局の担当者は「下半期は伸び率がもっと上がるかもしれない。ただ、北海道の地震や関西の台風被害の影響がどう出るかが心配だ」と指摘した。


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2018年09月20日木曜日


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