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<自民総裁選>宮城県内の野党、憲法改正に警戒感あらわ

 自民党総裁選で安倍晋三首相(総裁)が連続3選を決めた20日、県内の野党は、安倍氏の政権運営に対する批判が党員・党友票に反映されたとの見方を示した。憲法改正に意欲的な安倍氏に対し、あらためて警戒心を募らせた。
 「今の政権運営は首都圏に一極集中し、弱者に光が当たらない。石破氏の得票は地方の不満の表れだ」。立憲民主党県連の鎌田さゆり幹事長は、石破茂元幹事長が集めた地方票の意味をこう分析した。
 国民民主党県連の桜井充代表は「予想された結果」と受け止めながら、地方票で接戦となったことについて「世論に近い結果になったのではないか。今回の結果は来年の参院選、地方選につながる」と語った。
 安倍氏は憲法9条への自衛隊明記を強く打ち出してきた。共産党県委員会の中島康博委員長は「安倍政権はいよいよ改憲に突き進む。9条を守るため、野党が連携して戦う態勢を構築しなければならない」と警戒感をあらわにした。
 社民党県連の岸田清実代表も「憲法改正に意欲を見せる安倍氏がますます勢いづくことが危惧されるが、決してそうはさせない」と力を込め、政権に対抗する姿勢を強調した。
 自民党と連立政権を組む公明党。県本部の庄子賢一代表は「政権が安定するという意味で妥当な判断」と評価する一方、「長期政権はリスクもはらむ。小さな声やマイナスの発言にも耳を傾け、政権運営に当たってほしい」と注文した。


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2018年09月21日金曜日


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