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<仙台東西線・薬師堂駅>第4日曜はマルシェの日 地域の商店主ら企画

和太鼓の演奏も披露された第1回のマルシェ。普段は閑散としている駅前広場は多くの住民でにぎわった=8月26日、仙台市若林区の市地下鉄薬師堂駅前

 仙台市地下鉄東西線薬師堂駅(若林区)の駅前広場で8月、手作りのイベント「薬師堂駅前カフェテラス&ボンマルシェ」が始まった。地域の商店主らでつくる薬師堂商興会と市がにぎわいの少なかった広場に人を呼び込み、活性化につなげようと企画した。10月まで毎月第4日曜日の開催が決まっており、来年4月以降も続け、恒例の催しに育てようと意気込んでいる。
 1回目の8月26日は商興会加盟の27人のうち、喫茶店や園芸店の経営者ら10人が自店の商品やサービスを生かした店を並べた。パンや野菜などの販売、髪形のアレンジ講座のほか、ストレッチの方法をアドバイスするブースも用意した。
 会場には多くの親子連れやお年寄りが訪れた。夫と立ち寄った区内の主婦天野まつみさん(79)は「2015年の駅開業で立派な広場ができ、催しを開かないのかと期待していた。ぜひ続けてほしい」と話した。
 出店した「しらはぎ接骨院」の佐藤晃敏さん(49)は「活性化に協力したくて参加した。商店主同士や客とのネットワークを作るきっかけにもなる」と喜ぶ。
 同区の木ノ下や白萩町など駅周辺の商店主はこれまで、活発な交流がなかったという。昨年11月に他の商店街と開いたワークショップをきっかけに話が進み、駅周辺を盛り上げようと今年4月に商興会を結成した。
 イベントは9月23日と10月28日までの開催が決まっている。商興会は来年4月以降も継続し、毎月恒例の催しにしたい考えだ。
 駅近くの聖ウルスラ学院英智高や聖和学園高とも連携する。9月に聖ウルスラ学院書道部がパフォーマンスを披露し、10月は聖和学園の写真部や美術部がブースを出展する予定だ。
 商興会長の江刺賢治さん(63)は「多くの住民が『第4日曜日には薬師堂駅前でマルシェが開かれている』と知っているような、親しみがあるイベントに育てたい」と展望を話した。


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2018年09月21日金曜日


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