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「遊び感じて」現代美術家・高山登さんが個展 仙台

「作品はあまり考えず、一気に描き上げる」と話す高山さん

 東京芸術大名誉教授で仙台市在住の現代美術家高山登さん(74)の個展「ドローイング」が、青葉区錦町のギャラリーSARPで開かれている。23日まで。
 昨年から1年かけ描きためた大小の平面作品25点を展示している。柿渋を画材に用いてキャンバス地に描いた大判作品は新しい試み。固まった柿渋が作り出す細かい亀裂が陶器のような風合いを醸し出している。
 黒の版画用インクを用いた作品は、高山さんが立体作品を制作する上でヒントにしている。代表作「遊殺シリーズ」に重なる重厚さと荒々しさが特徴だ。
 高山さんは「楽しみながら作った遊びの要素を感じ取ってほしい」と話す。
 妻佳二子(かじこ)さん(60)の個展「ノスタルジアVI 群蝶」も同時開催している。アゲハチョウがモチーフで、柿渋を厚く塗った和紙の上に、水溶性油絵の具を用いて、さなぎから羽化までの過程を誇張と省略を駆使して描いた。
 正午〜午後6時。連絡先はSARP022(222)0654。


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2018年09月22日土曜日


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