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<集成材>浪江町、生産拠点整備へ 事業5社と協定

 福島県浪江町は、造成中の棚塩産業団地に集成材生産拠点を整備することを決め、管理運営会社のウッドコア(浪江町)など5社と町役場で協定締結書を交わした。住宅用の中断面や大型施設用の大断面集成材に特化し、年間約1万5000立方メートルを生産する予定。2019年度末の操業開始を目指す。
 浜通りへの新産業集積を目指し、国と県が策定した福島イノベーション・コースト構想の一環。総事業費は55億2000万円で、復興交付金などを財源に充てる。約8ヘクタールの敷地は町が貸し出す。
 事業では、原木換算で県産のスギ、マツ材を中心に年5万立方メートルの利用を想定。出荷する製品は放射性物質検査で安全性を確認。30〜50人の新規雇用を見込み、町が相談会などを通して人材を確保する考えだ。
 町は昨春、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が帰還困難区域を除き解除された。19日の協定締結後、吉田数博町長は「若い人たちが町に戻るきっかけになるうれしい事業」と期待。ウッドコアの朝田宗弘代表取締役は「県産材のブランド価値を上げたい」と抱負を述べた。


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2018年09月22日土曜日


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