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<戊辰戦争150年>先人顕彰、平和を次代へ 会津若松市、6項目の記念宣言

綾瀬さん、鈴木さんらを前に披露された会津彼岸獅子

 会津若松市戊辰150周年記念式典が22日、福島県会津若松市の会津風雅堂であった。歴史を振り返り、次代に継ぐ思いを込めた「平和」など6項目の記念宣言を発表した。
 「平和」は犠牲者を慰霊して戦争を語り継ぎ平和の尊さを訴えると強調。「敬意と感謝」では戦後の苦難の中で功績を残した先人の顕彰に努め、「歴史認識」では会津の歴史を正しく知ってもらうよう取り組むとした。会津の精神文化を学ぶ「人材育成」、全国に先人が残した「ゆかり」、伝統を受け継ぎ発展させる「未来へ」の思いも記した。
 室井照平市長はあいさつで「きょうは会津藩が降伏開城した日。悲劇や苦難を乗り越えた先人に、われわれは敬意を示し語り継ぐ責務がある」と話した。
 降伏した会津藩主松平容保(かたもり)の子孫で、会津松平家14代当主松平保久さんが講演し、「戦後の容保公は激変する時代の中、戊辰戦争についてほとんど語らなかった。終生、戦争責任を感じていたと思う」と述べた。
 NHK大河ドラマ「八重の桜」で主人公新島八重役の女優綾瀬はるかさん、八重の子ども時代を演じた鈴木梨央さん、会津会の柳沢秀夫会長、松平さんによるトークショーもあった。
 市と記念事業実行委員会の主催。関係者や市民約1700人が出席した。


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2018年09月23日日曜日


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