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<楽天>本拠地42敗 遠のく最下位脱出 球団ワーストタイ

5回ロッテ2死一塁、中村(左奥)に勝ち越しの左越え2ランを許した東北楽天先発の岸(伊深剛撮影)

 ホームに集まるファンの声援をこれほどまでに裏切り続けていいのか。東北楽天は本拠地で42敗目(18勝)。97敗して首位に51.5ゲーム離された球団創設の2005年に記録した球団ワーストの本拠地敗戦数に並んでしまった。
 何よりも勝ち頭の岸を立てた試合で5位を争うロッテとの直接対決に敗れ、3ゲーム差に離されたのは痛すぎる。岸は一〜三回を無失点、5奪三振と上々の滑り出しだったが、2−0で迎えた四回から変調を来す。1死一塁から角中の右中間二塁打などで同点を許すと、五回2死一塁で中村に勝ち越し2ランを浴びた。
 被弾したのは2ボール1ストライクと打者有利の場面。スライダーが真ん中に甘く入った失投を相手が見逃すはずがなかった。岸は「中村に許した一発がもったいなかった。調子は悪くなかったのに」と悔やむ。
 「最初で最後のチャンス。絶対に獲得する」と固執してきた防御率のタイトル争いでも今回、5回自責点3で2.72に下がり、3.16の2位菊池(西武、岩手・花巻東高出)が迫る。
 まだ0.44の差があるが、確実な逃げ切りを期すために岸は今後先発しないことになった。この敗戦がファンにとって今季の岸の見納めとなったとしたら、あまりにも寂しすぎる。(金野正之)


2018年09月24日月曜日


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