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ホロコースト「何も知らない」…ナチス政権下の社会元秘書回想 福島、28日から映画「ゲッベルスと私」

映画「ゲッベルスと私」に出演するポムゼル氏((c)2016 BLACKBOX FILM & MEDIENPRODUKTION GMBH)

 ナチス・ドイツのゲッベルス宣伝相の元女性秘書のドキュメンタリー映画「ゲッベルスと私」が、福島市のフォーラム福島で28日から上映される。30日には映画の書籍版を監修した石田勇治東京大教授(ドイツ近現代史)の講演会もある。

 映画は2013年、元秘書で当時103歳のブルンヒルデ・ポムゼル氏へのインタビューを撮影。第2次世界大戦時のドイツの社会情勢を回想する。ナチス党員でありながら「政治には無関心だった」と言い、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)について「私は何も知らなかった」と語っている。
 石田氏は「ゲッベルスとナチ・ドイツ」をテーマに講演する。司会は白河市のアウシュヴィッツ平和博物館を運営するNPO法人の後藤宣代理事長。博物館では虐殺された犠牲者の遺品のレプリカなどを展示している。
 後藤理事長は「この映画は未来を創る私たちに問い掛けている。平和な社会を守るために歴史から学んでほしい」と政治への無関心に警鐘を鳴らす。
 上映は10月11日まで。9月30日は午後1時から上映し、引き続き午後3時から講演会。連絡先はフォーラム福島024(533)1717。


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2018年09月24日月曜日


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