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東松島「Hokai」異業種交流の輪80人に 復興への思い共有、視野広がる

子ども支援に携わる神吉さん(右)が活動報告したミニ勉強会

 宮城県東松島市内で福祉に携わる専門職5人が4年前に始めた情報交換の会合「Hokai(ホカイ)」が異業種の交流の場として定着し、最大80人規模に膨らんでいる。業種は福祉や行政、NPO、農業、建設業などと幅広く、東日本大震災で被災した地域への思いや復興への取り組みも話題に上る。主催者は「同じ地域で暮らす者同士、気軽に話ができる場にしたい」と語る。
 Hokaiは「東松島お茶会」の略称。同市の「蔵しっくパーク」で年4回程度、誰でも参加できる飲み会として開く。参加者は酒を酌み交わして情報をやりとりするほか、医師による高血圧予防や、相続に関する弁護士の情報提供といったミニ勉強会もある。
 8月31日は約60人が参加。児童養護施設支援のNPO法人理事長で地域おこし協力隊の神吉雄吾さん(50)が子どもの自立支援について紹介し、「震災後に来たから震災前の姿を知らない。復興した町を見たい」と熱い思いを語った。
 Hokaiは2014年秋にスタート。市内の5人の社会福祉士が情報交換を目的に集まった。2回目以降、民生委員や整体師が加わり、商工会、まちづくりなど多様な分野で活躍する人へと広がっていった。
 代表を務める市社会福祉協議会の真籠孝史さん(36)は「福祉は支援を必要とする人の生活全般に及び、異業種の人との交流は視野が広がる。互いの活動をPRする場でもあり、興味のある人には気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。
 次回は11月の予定で、詳細はHokaiのフェイスブックで情報提供する。会費2000円。申し込み不要。


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2018年09月25日火曜日


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