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ポンとひらめき、カンさえる? 高齢者、卓上熱く「ロン」

勝負どころでは真剣な表情を見せる参加者

 高齢者に生きがいづくりの場を提供しようと、仙台市泉区老人クラブ連合会(松坂尚会長)が高齢者を対象にした健康マージャン大会を泉社会福祉センターで初めて開催した。指先を動かし、脳を活性化させることで介護予防につなげる狙いもある。大会では区内の33老人クラブの会員ら116人が参加し、卓を囲んで熱い戦いを繰り広げた。

 健康マージャンは、高齢者がスポーツや文化活動を通じて交流する全国健康福祉祭(ねんりんピック)の正式種目の一つ。「金を賭けない」「たばこを吸わない」「酒を飲まない」を基本方針に、頭を使う競技として人気が高まっている。
 連合会の女性部会(久道悦子部長)が中心となり、4月から準備を進めてきた。マージャン卓やパイは各老人クラブの持ち寄りで計29セットを集めたほか、会場設営や点数集計、昼食の用意も連合会で役割を分担し、手作りの企画として今月9日に開催した。
 1回戦に先立ち、松坂会長は「手指を動かすマージャンは脳の活性化にもってこい。普段は仲間内でプレーを楽しんでいる人も多いと思うが、他地域の面識のない会員とも卓を囲み、プレーを通じ交流を深めてほしい」とあいさつした。
 競技は4人が親を2回ずつ担う東南戦を1回戦とし、メンバーを入れ替えながら4回戦を行った。会場は和気あいあいとした雰囲気に包まれる一方、勝負どころでは真剣な表情を浮かべる参加者も。総合集計の結果、マージャン歴60年以上という菅原健二さん(83)=山の寺つくも会=が初優勝を飾った。
 準備に当たった久道部長は「各老人クラブの協力で第1回大会が開催できた。これを契機に女性会員大会や市内の他区との交流戦も企画したい」と意気込む。


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2018年09月25日火曜日


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