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<お山がけ>険しい道一歩一歩 気仙沼・羽田神社で始まる

つえを突いて険しい山道を登る子どもたち
羽田山山頂を目指し険しい坂道を登る子どもたち
つえを突きながら険しい山道を登る子どもたち=24日、気仙沼市赤岩

 健やかな成長を願い、数え年7歳の男児が険しい山道を登る国の重要無形民俗文化財「お山がけ」が24日、気仙沼市赤岩上羽田の羽田神社で始まった。25日まで。
 午前9時に出発した最初のグループには市内をはじめ仙台市、東京都、川崎市などから51人が参加。子どもたちは白装束に鉢巻きを締め、つえを突きながらクリの実の落ちる山道を登り、羽田山山頂の奥の院でおはらいを受けた。
 約2.1キロを1時間半で歩いた気仙沼市田中前の鈴木丈琉ちゃん(5)は「少し滑ったけど楽しかった。将来は仙台うみの杜水族館の飼育員になりたい」と元気いっぱい。出迎えた母美加さん(43)は「泣かずに下山できて何より。逆境に負けない強い子に育ってほしい」と願った。一緒に登った祖父栄男さん(75)は「もう限界。何度も休んだ」と汗を拭った。
 お山がけは江戸時代から続く羽田神社の伝統行事。女人禁制で、父への甘えを断つため祖父や親族が付き添う。


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2018年09月25日火曜日


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