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<震災7年半>宮城・女川町役場の新庁舎が完成 業務を開始

業務が始まった宮城県女川町の新庁舎内。広々としたカウンターが町民を迎える

 東日本大震災の津波で全壊した宮城県女川町役場の新庁舎が完成し、25日に業務が始まった。10月1日に開庁式を開く。
 旧庁舎から約150メートル内陸に移動し、海抜20メートルの高台に整備。地上3階、地下1階で延べ床面積8390平方メートル。生涯学習センター、保健センター、子育て支援センターを併設する。
 総工費は42億9300万円で、震災復興特別交付税約25億円、災害復旧費約6億円などを充てた。
 庁舎入り口は住宅が並ぶ高台側と商業施設がある低地側にそれぞれ設置。中心部の二つのエリアをつなぐ。東北電力女川原発(女川町、石巻市)の事故に備え、放射性物質の防護機能がある災害対策室を設けた。
 新庁舎を訪れた男性(81)は「行政の施設が集約され便利になる」と歓迎。別の無職男性(72)は「もう少し完成が早ければ、人口流出を抑制できたのではないか」と指摘した。
 町は2011年7月から旧女川二小駐車場に整備した仮設庁舎で業務をしていた。


2018年09月26日水曜日


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