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石巻産カキに国際認証 漁協3支所が取得、29日出荷開始 震災後の販路回復目指す

石巻産のカキ
ASC認証取得を報告する石巻地区支所の伏見運営委員長

 石巻市の宮城県漁協3支所がカキの水産養殖管理協議会(ASC)国際認証を取得し、同市で25日、祝賀会があった。カキのASC取得は宮城県南三陸町戸倉地区に続き国内2例目。今季の出荷が始まる29日以降、市場に流通する。
 石巻地区、石巻市東部、石巻湾の3支所が4月下旬に認証を受けた。3支所のカキの生産量は宮城県内の約5割を占め、今季の県産カキのASC認証比率は約6割に達する見通し。
 3支所は東日本大震災後に縮小した販路の回復に向け、昨年から取り組みを進めてきた。対象海域が複数にまたがるのは初めて。
 今後、首都圏や海外への販路を強化するとともに、2020年東京五輪・パラリンピックで訪れる外国人へアピールしていく。
 石巻地区支所の伏見真司運営委員長は「国際的な市場動向に後れを取らないよう、認証を起爆剤として宮城のカキを多くの消費者に広めたい」と話した。
 祝賀会には県漁協関係者ら約130人が出席した。
 ASCは2010年に国際非営利団体として設立。環境に配慮した養殖場を認証している。これまでノルウェーやベトナムなど約40カ国の養殖場が認証された。


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2018年09月26日水曜日


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