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<女川原発>2号機建屋の耐震審査終了 規制委が審査会合

 原子力規制委員会は25日、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の新規制基準適合性審査会合を開いた。規制委側は東日本大震災で被災した原子炉建屋などの耐震評価について、一通りの審査を終えたとの認識を示した。女川原発固有の論点のヤマ場を超え、東北電は来年1月に審査を終えたい方針を掲げる。
 この日の審査会合で、東北電は規制委の指摘事項に回答。規制委側は会合後、「震災を耐震評価にどう反映させるのか、めどが立った」と明らかにした。
 女川2号機は震災後、建屋の耐震壁に多数のひびが見つかり、地震への剛性(変形しにくさ)が最大70%低下した。設計の想定を上回る低下となり、規制委側が問題視した。
 東北電はこれまで過去の地震や乾燥収縮しやすいコンクリートを使ったため、ひび割れが進んだが、建物の耐力は鉄筋で保たれていると主張してきた。剛性低下は他の建屋、設備の耐震評価にも反映させる。
 東北電幹部は会合後、「剛性低下によって耐震評価で想定する揺れが極端に変わることはない。あまり大きい影響にならない」と述べた。同社は建屋の鉄骨で組まれた屋根などの耐震評価に新たな解析手法を採用することも説明した。


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2018年09月26日水曜日


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